2010.06.23. 水曜日

NY金・銀市況=金はまちまち、銀は反発、ドル反落を好感


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            始 値   高 値   安 値   帳入値   前日比
    金     (10/ 8)  1233.3     1244.0      1233.0      1240.8     +  0.1
          (10/10)  1236.0     1245.7      1235.7      1242.8     +  0.1
    銀     (10/ 7)  1871.5     1898.5      1859.0      1890.2     +  9.4
          (10/ 9)  1875.0     1902.0      1863.5      1894.7     +  9.3
                            
           推定出来高  前日出来高  前日取組高    (前々日比)
  金          133,551       176,156       600,895        (-  2,199)
  銀           43,209        60,563       141,062        (+  1,852)  

 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。   
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・NY為替   円    ユーロ  ・NYダウ          10,293.52  - 148.89
      21日  91.01/02   1.2316/17    ・ナスダック          2,261.80  -  27.29
      22日  90.35/37   1.2274/76    ・10年米国債利回り      3.15  -   0.09
・NY原油 (10/ 7)  77.21 - 0.61    ・RJ・CRB指数     262.68  -   1.01
           (10/ 8)  77.85 - 0.76    ・SPDR保有金残高  1,313.13  +   5.17
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 ニューヨーク金はまちまち、銀は反発。終値の前日比は、金が0.5ドル安~0.2
ドル高、中心限月の8月限は0.1ドル高、銀は9.3~9.5セント高、中心限月の
7月限は9.4セント高。
 金8月限は、前日の安値を維持したことから反発したあと、ドル高・株安で値を消し
たが、米住宅販売減少による安全への逃避買いでプラスに浮上した。インサイドデー。
 銀7月限は、ドル高・株安・原油安で前日の安値を下回ったが、住宅販売減少による
ドル反落や金の反発で切り返した。ただ、19ドルにとどかず、高値から下押された。

 ニューヨーク金8月限は、時間外取引を1241.9~1233.4ドルのレンジで
推移し、前日比5.7ドル安の1235.0ドルとなった。前日の安値(1231.6
ドル:立会い終了後の電子取引)付近で始まったあと、安値拾いの買いでプラスに浮上
したが、対ユーロのドル高や株価・原油の下落で地合いを弱めた。中国の人民元弾力化
による影響が落ち着くなか、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えることから模様
眺めムードが広がり、小幅レンジの値動きとなった。
 
 立会いは、時間外取引の安値を割って1233.0ドル(7.7ドル安:0.6%)
まで値を消したが、ドル反落や株価・原油の戻りで地合いを回復した。前日の安値を維
持したことから押し目買いや買い戻しが優勢になり、1244.0ドル(3.3ドル高
 
:0.3%)まで上値を伸ばした。5月の米中古住宅販売件数が前月比2.2%減少し
たことから米景気に対する悲観的な見方が広がり、安全への逃避買いが入った。ただ、
新規の支援材料が見当たらないことや、FOMCを控えることから反発力にも乏しく、
高引けながらインサイドデー(はらみ足)にとどまった。
 
 豪州農業資源経済局(ABARE)は、2010会計年度の同国金生産高見通しを前
年比10%増加、来年度を13%増加とした。米ニューモント・マイニング社のボディ
ントン鉱山は生産能力の年31トンに達するとみられ、約10トンは休止中の中規模開
発再開によるもの。6月30日までの会計年度で、豪州の金生産見通しは239トンと
予想され、3月見通しの242トンから下方修正された。2010年度の金平均相場予
想は1118ドル、2011年度は1010ドル。2010年度の金輸出見通しは前年
度の437トンから22%減少の342トン、2011年度は441トンに回復する。
 
 ニューヨーク銀7月限は、時間外取引を1884.5~1859.0セントのレンジ
で推移し、前日比12.3セント安の1868.5セントとなった。戻り売りで前日の
安値(1865.0セント)を下回ったあと、金の反発でプラスに浮上したが、ドル高
や株価・原油の下落で序盤の安値を下回った。ただ、FOMCを控えることから売り圧
力も高まらず、安値から地合いを回復した。 
 
 立会いは、米住宅販売の減少でドルが反落、金の反発や株価・原油の戻りをはやし、
時間外取引の高値を抜いて1898.5セント(17.7セント高:0.9%)まで値
を飛ばした。米住宅販売は景気低迷を示唆して圧迫要因でもあったが、金が上昇したこ
とに追随した。ただ、節目の19ドル目前で買いが途切れ、株価や原油の下げが再開し
たことが手じまい売りを誘った。                                                

 6月21日のコメックス指定倉庫在庫は、金が前週末比432オンス減少の1085
万
7142オンス、銀は160万7906オンス減少の1億1557万0376オンス。

                    (オーバルネクスト シカゴ/小形一郎)
Tags: 米連邦公開市場委員会, 米中古住宅販売件数, 人民元弾力化, ニューヨーク金

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2010.06.22. 火曜日

NY金・銀市況=金、銀ともに急反落、人民元弾力化の影響は長続きせず


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            始 値   高 値   安 値   帳入値   前日比
    金     (10/ 8)  1261.2     1266.5      1238.2      1240.7     - 17.6
          (10/10)  1264.2     1267.1      1240.7      1242.7     - 17.6
    銀     (10/ 7)  1920.0     1946.0      1865.0      1880.8     - 37.6
          (10/ 9)  1925.5     1950.0      1870.0      1885.4     - 37.7
                            
           推定出来高  前日出来高  前日取組高    (前々日比)
  金          138,384       127,280       603,094        (+  5,712)
  銀           49,260        55,887       139,210        (+  3,216)  

 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。   
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・NY為替   円    ユーロ  ・NYダウ          10,442.41  -   8.23
      18日  90.74/75   1.2371/73    ・ナスダック          2,289.09  -  20.71
      21日  91.01/02   1.2316/17    ・10年米国債利回り      3.24  +   0.02
・NY原油 (10/ 7)  77.82 + 0.64    ・RJ・CRB指数     263.69  +   0.76
           (10/ 8)  78.61 + 0.35    ・SPDR保有金残高  1,307.96      0.00
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 ニューヨーク金、銀ともに急反落。終値の前週末比は、金が20.1~17.5ドル
安、中心限月の8月限は17.6ドル安、銀は38.6~37.3セント安、中心限月
の7月限は37.6セント安。
 金8月限は、中国の人民元弾力化や株価上昇で一代高値を更新したが、上昇が一服し
たあとは、ドル高加速や株価・原油の押しが圧迫、テクニカル売りで下げが加速した。
 銀7月限は、中国の人民元弾力化による内需拡大観測で産業資材が買い進まれたが、
買い過剰感の台頭やドル高加速、金の急反落が圧迫して先週金曜の安値を下回った。  

 ニューヨーク金8月限は、時間外取引を1266.5~1257.2ドルのレンジで
推移し、前週末比4.1ドル高の1262.4ドルとなった。中国の人民元弾力化を受
けて買いが先行したあと、戻り売りを浴びてマイナスに転落したが、アジアの株価上昇
をはやして先週金曜の高値(1263.7ドル)を突破した。中国の為替政策の変更で
中国株が急伸、景気への好影響をはやして産業資材が急伸した。ただ、リスク資産の上
昇は逃避買いの手じまいを誘うため、一代高値更新後は上げ幅を削った。 
 
 立会いは、対ユーロのドル高を受けて戻り売りが優勢になり、時間外取引の安値を下
回った。中国の人民元弾力化に対する反省売りが優勢になり、1250ドルを割り込ん
で逆指し売りを誘い込み、1238.2ドル(20.1ドル安:1.6%)まで値を消
した。ドル高加速に加えて株価・原油が高値から押されたため、リスク回避の売りがテ
クニカル売りを誘って下げが加速した。ドル相場や株価の動向、リスク許容度の上下に
対する金市場の反応が一様でないため、相場の先行きに対する感触がつかみづらくなっ
ている。時間外取引で一代高値を更新したあと、上値を試す勢いがなかったことから、
目先筋の利食い売りが優勢になった。
 
 スイスのチューリッヒ・カントナル銀行(ZKB)が発表した6月18日現在の貴金
属上場投信(ETF)現物残高は、金が前週比0.8%増加の169.87トン、銀は
0.9%増加の2192.43トンだった。                                      

 ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)は、サウジアラビアの保有金残高を推定
322.9トンとし、従来見通しの143トンから倍増した。現在の市場価格に基いた
評価額は70億ドル。
 
 ニューヨーク銀7月限は、時間外取引を1946.0~1914.0セントのレンジ
で推移、前週末比17.1セント高の1935.5セントとなった。高寄りしたあと、
戻り売りでマイナスに転落したが、投機筋の押し目買いで金曜の高値を突破した。中国
の人民元弾力化をはやしてアジアの株価が急伸し、非鉄など産業資材に買いが入った。
ただ、金が伸び悩んだため、高値から下押された。
 
 立会いは、金の値動きに追随して戻り売りが優勢になり、19ドルを割り込んで逆指
し売りを誘い、金曜の安値(1868.5セント)を割り込んだ。中国の人民元弾力化
の影響は収まり、ドル高が加速したことや株価・原油が高値から押されたことがリスク
回避の流れを強めた。ただ、1865.0 セント(53.4セント安:2.8%)で
下げ止まり、安値から小戻した。                                                

 6月18日のコメックス指定倉庫在庫は、金が前日比変わらずの1079万4999
オンス、銀も変わらずの1億1769万4804オンス。                          

                    (オーバルネクスト シカゴ/小形一郎)
Tags: NY金, 人民元弾力化, リスク資産, ETF

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