2010.08.27. 金曜日

NY金・銀市況=金、銀ともに反落、米景気減速懸念の後退で値を消す


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            始 値   高 値   安 値   帳入値   前日比
    金     (10/10)  1242.0     1244.5      1233.8      1236.4     -  3.5
          (10/12)  1242.4     1246.0      1235.1      1237.7     -  3.6
    銀     (10/ 9)  1895.5     1916.5      1890.0      1898.2     -  4.4
          (10/12)  1899.0     1921.0      1893.5      1902.2     -  5.0
                            
           推定出来高  前日出来高  前日取組高    (前々日比)
  金           74,862       122,292       565,828        (+  9,364)
  銀           63,449        82,824       128,751        (+  4,566)  

 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。   
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・NY為替   円    ユーロ  ・NYダウ           9,985.81  -  74.25
      25日  84.69/73   1.2648/50    ・ナスダック          2,118.69  -  22.85
      26日  84.40/42   1.2728/29    ・10年米国債利回り      2.48  -   0.06
・NY原油 (10/10)  73.36 + 0.84    ・RJ・CRB指数     264.04  +   2.24
           (10/11)  74.22 + 0.98    ・SPDR保有金残高  1,297.95      0.00
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 ニューヨーク金、銀ともに反落。終値の前日比は、金が4.9~3.5ドル安、中心
限月の12月限は3.6ドル安、銀は6.1~4.4セント安、中心限月の12月限は
5.0セント安。
 金12月限は、米景気の減速感を受けた逃避買いで前日の高値を突破したが、米週間
失業保険申請件数が予想を下回って景気減速懸念が後退し、戻り売りが優勢になった。
 銀12月限は、金の上昇をはやして前日の高値を突破したが、米週間失業保険申請件
数が予想を下回って景気減速懸念が後退し、金が反落に転じたことから値を消した。
 
 ニューヨーク金12月限は、時間外取引を1246.0~1239.3ドルのレンジ
で推移し、前日比2.7ドル高の1244.0ドルとなった。昨日の上昇に対する売り
が優勢になったが、米景気の減速懸念を受けた安全への逃避買いが入って前日の高値
(1243.4ドル)を突破した。火曜のアイルランドの格下げも、欧州の信用不安を
蒸し返して強材料。本日のオプション納会が注目されている。
 
 立会いは、1245.4ドルまで強含んだが、米週間失業保険申請件数が予想を下回
ったことから景気減速懸念が後退したため、買い方が手じまいを迫られて時間外取引の
安値を下回った。米週間新規失業保険申請件数は47万3000件で、事前予想の49
万件を下回った。株価・原油が反発してリスク許容度が高まる一方、ドルが反落に転じ
て安全への逃避買いが解消された。景気減速懸念で買い進んできた向きが利食い売りを
出し、1235.1ドル(6.2ドル安:0.5%)まで地合いを弱めた。ただ、米景
気に対する懸念が払拭された分けではないことや株価が反落に転じたことから、売り圧
力は限られた。 
 
 ニューヨーク銀12月限は、時間外取引を1921.0~1896.0セントのレン
ジで推移、前日比12.8セント高の1920.0セントとなった。昨日の急伸に対す
る反動で売りが先行したが、投機筋の押し目買いで前日の高値(1909.0セント)
を突破した。米景気に対する不透明感で戻り売りが出たが、金の上昇をはやした押し目
買いで序盤の高値を上回った。
 
 立会いは、米週間失業保険申請件数が予想を下回ったことから金が押されたため、戻
り売りが優勢になった。1903.0セントで下げ止まり、米景気減速懸念の後退で反
発に転じたが、時間外取引の高値にとどかずに買いが途切れ、金の下値追いや株価反落
を嫌気して1893.5セント(13.7セント安:0.7%)まで地合いを弱めた。
ただ、ドル反落や銅が急反発したため、安値から持ち直した。
 
 8月25日のコメックス指定倉庫在庫は、金が前日比1万9824オンス増加の
1088万1024オンス、銀は49万6796オンス減少の1億1090万7466
オンス。
                    (オーバルネクスト シカゴ/小形一郎)
Tags: 原油, コメックス, 失業保険申請件数, NY金, NY銀

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2010.08.19. 木曜日

今後の原油価格の動向についての注目点

【どうなる原油価格!?】

原油価格の動向に注目が集まっています。NY原油は節目とされる「80ドル」近辺での推移となっていま
すが今後、どのような値動きになっていくのでしょうか。

過去の値動きを振り返り、現在の注目材料、専門家のレポート、実際に取引するには?などをまとめてみ
ます。

●過去の値動き
原油価格は2003年以降、新興国の需要が大きく伸びたことなどを背景に騰勢を強め、90年代とは異なる高
い価格帯での値動きとなっています。2008年には投機資金の流入などで初めて100ドルを突破、同年夏に
は147ドルを超え史上最高値をつけました。

2008年9月以降のリーマンショックを経て下落するも、世界経済が回復するにつれ2009年からは上昇基調
となり現在80ドル近辺での推移となっています。

●上昇要因
・今年は、ハリケーンが活発化する?
ハリケーンの発生、進路、規模などはメキシコ湾での石油生産に影響を与え、原油価格に影響を与える
ことがあります。特にハリケーン・シーズンといわれる7月~9月は原油価格とハリケーンの関係が密接に
なります。

ハリケーンの活動が活発化した年の原油価格の動向は下記の通りです。(NY原油期近週足)

         2004年6月~9月                    2005年6月~9月                   2007年6月~9月

              7月の安値       9月の高値       上昇幅              主なハリケーンの名前
2004年    36.69ドル         50.47ドル       13.78ドル        チャーリー、アイバン など
2005年    56.45ドル         69.66ドル       13.21ドル        カトリーナ、リタ など
2007年    69.57ドル         83.76ドル       14.19ドル        ディーン、フェリックス など
2010年    71.09ドル

今年のハリケーンの動向について、コモディティジャーナリストとして活躍するトーキョートレーダーズ
タイムズ小針秀夫氏が、コモディティ専門情報サイト「rigoo.net(リグー)」、にてコメントをされて
おります。(2010年6月29日付小針秀夫氏執筆ぐっどもーにんコモディティより抜粋)

(前略)
◇さて、今年のハリケーンの発生はどうなるのであろうか? 原油マーケットにとっては大きな「季節的
要因」となるだけに関心が寄せられる。

◇参考までに、イギリスの気象予報機関トロピカル・ストーム・リスクのレポートでは、「米国本土に上
陸する暴風雨の数が例年を上回る確率が高い」としている。次に、アメリカ大気研究センター(NCAR)に
よると、「今年の大西洋のハリケーン・シーズンは悪い状況となる可能性が高く、大型で厄介なタイプの
暴風雨が発生する」と予想。さらにまた、同NCARの気象学部門の別の気象アナリストによると、「シーズ
ン中に名前が冠せられる暴風雨は15~20個発生し、メキシコ湾と米東海岸に到来する恐れがある」との見
方を示している(以上)

今年2010年のハリケーンの動向が上記のレポートの通り活発化するとなると仮定した場合、2004年、2005
年、2007年のような値動き(3ヵ年の同期間の上昇幅の平均である13.72ドルの上昇)が見られれば、今年
7月の安値が71.09ドルであったことから13.72ドルを足した84.81ドルが9月の高値となると予想すること
ができるのではないでしょうか。

●下落要因:消費国の動向 主要原油消費国の消費減退懸念
・米国:今月6日に発表になった米雇用統計をはじめ、12日発表の貿易収支も赤字が前月比急拡大するな
ど足元の米国の経済情勢は悪化する傾向。

・中国:2010年7月に発表された中国の第二四半期のGDP伸び率は2桁を維持するも伸び率が鈍化、金融引
き締め策の実施など過熱化した景気を冷やす政策を実施していることで、今後も伸び率は鈍化傾向が続く
見通し。

国別1日あたりの石油消費量 (単位千バレル)
1位     米国     1,869
2位     中国       863
3位     日本       440
4位     インド      318
5位     ロシア     270
        その他    1,197

外務省HP:「1日あたりの石油の消費量の多い国」より作成

上記の数値より、米・中あわせた1日あたりの石油消費量は、上位5位合計の70%以上となり、世界の原油
需要の多数をこの2つの国でが占めていることが分かります。

米は景気の停滞懸念より、中国は金融引き締め策の実施により、原油の消費量が減少することが考えられ
ます。両国の経済指標の発表時、弱い内容が出ることで原油安になる場面も見られることもあるかもしれま
せんし、両国の状態が中長期的に変わらないのであれば、原油相場においては中長期的な下げ要因となる
ことも考えられます。

●専門家の声
コモディティ情報サイト「rigoo.net(リグー)」( http://rigoo.net )に、今後の原油価格について
下記のレポートが掲載されました。

・コモディティーインテリジェンス代表 近藤氏のコメント
今後の価格予想としては、このまま景気回復を前提としてどんどん価格が上がるとはとても思えない。ど
ちらかといえば反動安がある確率の方が高いと思う。ただし、今年は大西洋の海面水温が高く、2005年の
ハリケーンカトリーナやリタが襲来した以上にハリケーンができると言われている。8月終わりから9月に
かけ、ハリケーンができれば、さらなる原油価格高騰もありえよう。原油を商うなら気象情報に十分注意
を払う必要がある。(8月5日付「コモディティーインテリジェンス週間原油」より抜粋)

・よそうかいグローバルインベスターズインク代表 松本氏のコメント
夜間取引ではアジアや欧州株の下落に連れて売りが先行。世界の需要の牽引役である中国に景気減速の兆
候が続いて出てきたことで、市場はかなりおかしな雰囲気になっている。前日のFOMC では米国債の買い
取り再開を決めるという大胆な策に打って出たが、効果はかなり限定的、短命なものに終わりそうだ。こ
こで景気に関して何か強気の材料が出てこなければ、株価共々更に下げ足を広げることになるだろう。
(8月11日付「よそうかいデイリーストラテジー」より抜粋)

●実際に原油の取引をするには?
・当社で取引できる石油関連銘柄の数は14種類あります。

・国内商品先物(取引所取引) 3銘柄
東京原油・東京ガソリン・東京灯油
詳細はこちらをご覧ください。
http://www.commodity.co.jp/service/lineup/crudeoil.html

・海外商品先物(取引所取引) 4銘柄
WTI原油・ミニWTI原油・NYガソリン・NYヒーティングオイル
詳細はこちらをご覧ください。
http://www.commodity.co.jp/news/release/20100729a.html

  
・CFD(相対取引) 6銘柄
WTI原油スポット・NY WTI原油先物・NY ヒーティングオイル
ブレント原油スポット・ブレント原油先物・ロンドン 軽油
詳細はこちらをご覧ください。
http://online-cfd.jp/

●原油相場の市況情報の集め方
当社ではコモディティ専門情報を豊富に配信しています。【チャート分析ツール】【アナリストのレポー
ト】【セミナー】の3つのカテゴリで皆様のお取引をサポートしています。

【チャート分析ツール】
・ 高機能チャート分析ツール「Futueres Analyst1(フューチャーズ・アナリスト)」
http://www.commodity.co.jp/service/service_privilege/chartsoftwarea/index.html
・ Formula CFDデモツール
http://online-cfd.jp/tools/demo.html

【アナリストのレポート】
・コモディティ専門情報サイト「rigoo.net(リグー)」
http://rigoo.net/

【セミナー】
・会場セミナー動画:原油相場、ゴム相場でいま何が起きているのか?
講演 トーキョートレーダーズタイムズ小針秀夫氏
http://rigoo.net/2010/01/post-1843.html
・ Webセミナー:原油などの市況情報を毎週2回お届け
http://www.commodity.co.jp/webi/

 

(以上)
 

Tags: ハリケーン, 石油生産, WTI, NY原油, 原油

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2010.07.08. 木曜日

NY金・銀市況=金は反発、銀は続伸、ドル安や株価急伸をはやす


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            始 値   高 値   安 値   帳入値   前日比
    金     (10/ 8)  1194.0     1199.5      1185.0      1198.9     +  3.8
          (10/10)  1196.1     1201.1      1187.0      1200.8     +  3.8
    銀     (10/ 9)  1783.0     1809.0      1756.5      1800.0     + 14.3
          (10/12)  1773.5     1814.0      1764.0      1806.0     + 14.3
                            
           推定出来高  前日出来高  前日取組高    (前々日比)
  金          137,290       169,630       577,732        (+  2,037)
  銀           23,989        29,419       118,962        (-  2,314)  

 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。   
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・NY為替   円    ユーロ  ・NYダウ          10,018.28  + 274.66
       6日  87.48/52   1.2619/21    ・ナスダック          2,159.47  +  65.59
       7日  87.75/76   1.2639/41    ・10年米国債利回り      2.98  +   0.04
・NY原油 (10/ 8)  74.07 + 2.09    ・RJ・CRB指数     258.24  +   4.74
           (10/ 9)  74.64 + 2.13    ・SPDR保有金残高  1,316.48  -   2.43
---------------------------------------
 ニューヨーク金は反発、銀は続伸。終値の前日比は、金が1.5~3.8ドル高、中
心限月の8月限は3.8ドル高、銀は14.2~14.6セント高、中心限月の9月限
は14.3セント高。
 金8月限は、ドル高や中国政府の外貨政策を嫌気して高値修正が続いたが、ドル反落
や株価・原油の急伸によるリスク許容度の高まりを好感し、プラスサイドに浮上した。
 銀9月限は、ドル高や金の高値修正を嫌気して前日の安値を下回ったが、ドル安・株
高・原油高によるリスク許容度の高まりや、金の反発をはやして前日高値を突破した。

 ニューヨーク金8月限は、時間外取引を1196.6~1185.4ドルのレンジで
推移し、前日比9.3ドル安の1185.8ドルとなった。売りが先行したあと、押し
目買いで持ち直したが1200ドルを回復する勢いはなく、ドル高を嫌気して前日の安
値(1189.5ドル)を下回った。中国政府が外貨準備の主要運用先として金を考慮
していないとしたことは、心理的圧迫要因。国際決済銀行(BIS)が昨年12月から
金380トンと140億ドルをスワップと報じられたが、金の売却を含まないことから
市場の反応はなかった。    
 
 立会いは、時間外取引の安値を下回って1185.0ドル(10.1ドル安:0.8
%)まで地合いを弱めたが、安値拾いの買いが入って戻り歩調となった。ドルが反落に
転じたことや、米国株や原油が急反発に転じたことからリスク許容度が高まり、上値を
切り上げる展開となった。リスク許容度の高まりは逃避買いの解消をもたらしたため、
最近は金相場を圧迫していたが、本日はリスク許容度の高まりに素直に反応するかっこ
うになり、1199.5ドル(4.4ドル高:0.4%)まで切り返した。          

 なお、立会い終了後の時間外取引で強基調が引き継がれ、節目の1200ドルを突破
して1204.4ドルまで上値を伸ばした。
 
 ニューヨーク銀9月限は、時間外取引を1786.0~1756.5セントのレンジ
で推移し、前日比18.2セント安の1767.5セントとなった。押し目買いでプラ
スに浮上する場面もみられたが、ドル高や金の下落を嫌気して前日安値(1761.5
セント)を下回った。ただ、ドル反落や原油の反発、株価の戻りで地合いを回復した。
 
 立会いは、1763.0セントまで押されたが、ドル反落や株価・原油の急反発によ
るリスク許容度の高まりがはやされ、上値を切り上げる展開となった。金が反発に転じ
たことも買い戻しを促し、前日の高値(1803.5セント)を抜いて1809.0セ
ント(23.3セント高:1.3%)まで値を飛ばした。                         

 7月6日のコメックス指定倉庫在庫は、金が前週末比3890オンス増加の1089
万4973オンス、銀は29万0228オンス増加の1億1390万0040オンス。

                    (オーバルネクスト シカゴ/小形一郎)
Tags: NY金, 時間外取引, 原油

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