2010.08.20. 金曜日

NY金・銀市況=金は続伸、銀は続落、米経済指標の悪化で金が買われる


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            始 値   高 値   安 値   帳入値   前日比
    金     (10/10)  1229.9     1238.2      1228.7      1234.2     +  4.1
          (10/12)  1231.0     1239.5      1229.5      1235.4     +  4.0
    銀     (10/ 9)  1836.5     1859.0      1822.0      1832.7     -  7.2
          (10/12)  1843.0     1864.0      1827.0      1837.9     -  7.3
                            
           推定出来高  前日出来高  前日取組高    (前々日比)
  金           87,742       108,998       546,500        (+  2,826)
  銀           38,902        79,065       128,758        (-     90)  

 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。   
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・NY為替   円    ユーロ  ・NYダウ          10,271.21  - 144.33
      18日  85.45/49   1.2858/61    ・ナスダック          2,178.95  -  36.75
      19日  85.32/33   1.2818/20    ・10年米国債利回り      2.57  -   0.07
・NY原油 (10/ 9)  74.43 - 0.99    ・RJ・CRB指数     268.22  -   1.68
           (10/10)  74.77 - 1.01    ・SPDR保有金残高  1,299.47  +   3.95
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 ニューヨーク金は続伸、銀は続落。終値の前日比は、金が3.1~4.1ドル高、中
心限月の12月限は4.0ドル高、銀は7.8~7.1セント安、中心限月の9月限は
7.2セント安。
 金12月限は、決め手難で時間外取引はもみ合ったが、一連の米経済指標の悪化や株
価急落で安全への逃避買いが入り、前日の高値を突破した。
 銀9月限は、安全への逃避買いによる金の上昇で前日の高値を突破したが、米経済指
標の悪化や株価急落、ドル反発、金の反落が嫌気され、マイナスサイドに落ち込んだ。
 
 ニューヨーク金12月限は、時間外取引を1233.3~1229.5ドルのレンジ
で推移し、前日比0.8ドル高の1232.2ドルとなった。新規の材料が見当たらな
いうえ、夏季休暇で市場参加者が少ないことから、前日の終値(1231.4ドル)を
はさんで上下2ドル弱のレンジでもみ合った。インドの祝祭シーズンを控え、現物需要
が高まることから底固い値動きが予想される一方、米景気減速懸念が市場のテーマとな
っており、米経済統計への関心が高まっている。
 
 立会いは、一連の米経済統計が米景気減速を示したことから逃避買いが入り、時間外
取引の高値を抜いて1239.5ドル(8.1ドル高:0.7%)まで値を飛ばした。
ドル安や株価・原油の急落も心理的強材料。ドルが反発に転じたことから1230.5
ドルまで値を消したが、ドル反発が一服したことや株の下値追いでプラスに浮上した。
米景気減速で産業資材は軒並み下げたが、安全への逃避買いで金はプラスを回復した。
 
 米週間新規失業保険申請件数は50万件に増加し、事前予想の47万8000件を上
回った。7月の米景気先行指数は前月比0.1%上昇で予想通りだったが、前月分が下
方修正された。8月のフィラデルフィア地区製造業景況指数は-7.7で、事前予想の
プラス7.0を下回った。  
 
 トルコのイスタンブール鉱物金属輸出業者協会事務局は、7月の同国金宝飾品輸出を
前年同月比3.46%減少の4.279トンと発表した。2009年7月は4.433
トンだった。今年7月までの累計は、前年同期の28.645トンから3.76%増加
の29.721トンだった。2009年通年の輸出は、前年の83.496トンから
40.4%減少の49.793トンだった。                                      

 ニューヨーク銀9月限は、時間外取引を1853.0~1836.5セントのレンジ
推移し、前日比9.1セント高の1849.0セントとなった。安寄りしたあと、押し
目買いで反発したが、前日の高値(1857.5セント)にとどかず上昇が一服した。
ドルが上昇したことから値を消したが、ドル反落や株価上昇で序盤の高値に接近した。
 
 立会いは、金の上昇をはやして時間外取引の高値や前日の高値を抜き、1859.0
セント(19.1セント高:1.0%)まで切り返したが、株価の急落を嫌気して反落
に転じた。一連の米経済指標の悪化で景気減速懸念が強まり、銅や原油などの産業資材
が急落した。ドルの反発や金の反落も足をひっぱり、1822.0セント(17.9セ
ント安:1.0%)まで値を消した。ただ、前日の安値(1816.5セント)を維持
して戻り歩調となった。                                                        

 8月18日のコメックス指定倉庫在庫は、金が前日比変わらずの1096万3549
オンス、銀は3万7482オンス減少の1億1099万1736オンス。            

                    (オーバルネクスト シカゴ/小形一郎)
Tags: 終値, ドル安, コメックス, 安寄り, 増加, 上昇, 市況, 米国
2010.05.31. 月曜日

NY金・銀市況=金は期近が堅調、銀は小反落、スペイン格下げで金が高引け


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            始 値   高 値   安 値   帳入値   前日比
    金     (10/ 6)  1210.4     1214.8      1201.1      1212.2     +  0.3
          (10/ 8)  1213.4     1217.3      1203.8      1215.0     +  0.6
    銀     (10/ 7)  1852.0     1864.5      1824.0      1842.2     -  4.6
          (10/ 9)  1860.0     1866.0      1828.0      1846.1     -  4.5
                            
           推定出来高  前日出来高  前日取組高    (前々日比)
  金          100,605       260,905       558,119        (-  6,294)
  銀           25,830        32,391       120,480        (-    904)  

 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。   
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・NY為替   円    ユーロ  ・NYダウ          10,136.63  - 122.36
      27日  90.93/95   1.2358/60    ・ナスダック          2,257.04  -  20.64
      28日  90.91/92   1.2268/74    ・10年米国債利回り      3.28  -   0.06
・NY原油 (10/ 7)  73.97 - 0.58    ・RJ・CRB指数     254.80  -   2.92
           (10/ 8)  75.16 - 0.46    ・SPDR保有金残高  1,267.93      0.00
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 ニューヨーク金は期近が堅調、銀は小反落。終値の前日比は、金が1.7ドル安~
0.6ドル高、中心限月の8月限は0.6ドル高、銀は9.8~4.5セント安、中心
限月の7月限は4.6セント安。
 金8月限は、ドル安・株高・原油高で上昇したあと、米個人消費の低迷による株価の
急落で前日の安値を下回ったが、スペイン格下げをはやしてプラスサイドに浮上した。
 銀7月限は、ドル安・株高・原油高や金の反発で前日の高値を抜いたが、米個人消費
が予想を下回って株価が急落したため、リスク回避売りでマイナスサイドに転落した。

 ニューヨーク金8月限は、時間外取引を1217.3~1209.7ドルのレンジで
推移し、前日比1.4ドル高の1215.8ドルとなった。高寄りしたあと、対ユーロ
のドル高で値を消したが、ドルの反落を受けてプラスサイドに浮上した。米株価指数先
物や原油相場の上昇も支援材料。ただ、前日の高値(1220.6ドル)を試す勢いは
なかった。欧州の財政問題はひとまず織り込み済み、米国が3連休を控えることから様
子見ムードが広がり、小幅レンジでもみ合った。 
 
 立会いは、1216.0ドルで寄り付いたが、ドル高や株価・原油の反落を嫌気して
時間外取引の安値や前日の安値(1207.4ドル)を下回り、1203.8ドル
(10.6ドル安:0.9%)まで値を消した。4月の米個人消費は前月比変わらずに
とどまり、事前予想の0.3%増加を下回ったことが嫌気され、株価が急落したことが
リスク回避の売りを促した。しかしながら、格付け会社のフィッチがスペイン債務の格
付けを引き下げたことが神経質な買い戻しを誘い、一気にプラスサイドに浮上した。  

 引け後に米商品先物取引委員会(CFTC)が発表した5月25日現在の建玉明細に
よると、大口投機家の金の先物建玉は22万7691枚の買い越しで、前週の23万
1670枚の買い越しから縮小した。                                            

 当業者の金の先物建玉は20万9176枚の売り越しで、前週の21万9097枚の
売り越しから縮小、スワップ・ディーラーは5万9203枚の売り越しで、6万
0647枚の売り越しから縮小、投資顧問(CTA)は20万5216枚の買い越し
で、21万9795枚の買い越しから縮小した。                                  

 ニューヨーク銀7月限は、時間外取引を1864.5~1842.5セントのレンジ
で推移し、前日比0.3セント安の1846.5セントとなった。高寄りしたものの、
前日の高値(1858.0セント)にとどかなかったことからマイナスに転落したが、
ドル安・株高・原油高や金の反発で抵抗を突破した。しかしながら、新規の支援材料が
見当たらないことから上値は走らず、戻り売りで再びマイナスに転落した。
 
 立会いは、米個人消費が増えなかったことを嫌気して株価が急落したため、リスク回
避の売りで時間外取引の安値を下回った。ドルの上昇や原油・銅の反落も圧迫要因とな
り、1824.0セント(22.8セント安:1.2%)まで値を消した。ただ、スペ
イン格下げで金が急反発に転じたため、週末・月末を控えた買い戻しで持ち直した。
 
 引け後に米商品先物取引委員会(CFTC)が発表した5月25日現在の建玉明細に
よると、大口投機家の銀の先物建玉は3万4832枚の買い越しで前週の4万2790
枚の買い越しから縮小した。                                                    

 当業者の銀の先物建玉は5万2527枚の売り越しで、前週の5万3515枚の売り
越しから縮小、スワップ・ディーラーは1078枚の買い越しで、5703枚の売り越
しから転換、投資顧問(CTA)は2万8488枚の買い越しで、3万8895枚の買
い越しから縮小した。                                                          

 5月27日のコメックス指定倉庫在庫は、金が前日比643オンス増加の1073万
6862オンス、銀は54万0090オンス増加の1億1906万1022オンス。  

                    (オーバルネクスト シカゴ/小形一郎)
Tags: 米国, NY金, 株高, 原油高, 上昇, マイナスサイド, 相場表, ドル

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2010.05.26. 水曜日

NY金・銀市況=金は続伸、銀は急反落、欧州金融不安で金が買われる


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            始 値   高 値   安 値   帳入値   前日比
    金     (10/ 6)  1192.4     1200.4      1185.2      1198.0     +  4.0
          (10/ 8)  1194.0     1202.2      1186.9      1199.8     +  4.0
    銀     (10/ 7)  1791.5     1799.0      1753.0      1778.1     - 21.9
          (10/ 9)  1795.5     1795.5      1758.5      1781.7     - 21.9
                            
           推定出来高  前日出来高  前日取組高    (前々日比)
  金          303,214       281,034       582,635        (+  4,392)
  銀           35,939        29,710       119,877        (+    428)  

 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。   
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・NY為替   円    ユーロ  ・NYダウ          10,043.75  -  22.82
      24日  90.38/41   1.2380/81    ・ナスダック          2,210.95  -   2.60
      25日  90.13/15   1.2336/37    ・10年米国債利回り      3.17  -   0.05
・NY原油 (10/ 7)  68.75 - 1.46    ・RJ・CRB指数     248.79  -   3.18
           (10/ 8)  70.10 - 1.52    ・SPDR保有金残高  1,267.32  +  30.43
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 ニューヨーク金は続伸、銀は急反落。終値の前日比は、金が4.0~5.6ドル高、
中心限月の6月限は4.0ドル高、銀は21.9~20.7セント安、中心限月の7月
限は21.9セント安。
 金6月限は、欧州の金融不安によるドル高や株価急落で値を消したが、安全への逃避
買いが優勢になって切り返し、4営業日ぶりに1200ドル台を回復した。
 銀7月限は、ユーロ圏の金融不安や南北朝鮮の緊張の高まりで世界の株価が急落、リ
スク回避の流れでドル高・商品安が加速したため、前日の安値を割り込んだ。       

 ニューヨーク金6月限は、時間外取引を1197.3~1185.2ドルのレンジで
推移し、前日比0.1ドル高の1194.1ドルとなった。昨日の急伸を受けた戻り売
りが先行したあと、アジアの株価急落でリスク回避売りが強まったが、ドル高・株安・
商品安の加速で安全への逃避買いが入り、プラスサイドに切り返した。ただ、前日の高
値(1197.3ドル)で頭打ちとなり、戻り売りで押し込まれた。 
 
 立会いは、1189.5ドルまで地合いを弱めたが、安全への逃避買いが入って反発
に転じ、時間外取引の高値を突破した。ドルが反落に転じたことや株価・原油が戻り歩
調となったことからリスク回避売りが後退したため、1200.4ドル(6.4ドル高
:0.5%)まで上値を伸ばした。スペインの銀行救済により金融不安が再燃し、ドル
資金の調達金利が上昇したことや、南北朝鮮の緊張の高まりがはやされるかっこうにな
り、4営業日ぶりに1200ドル台を回復した。昨日発表されたSPDRゴールドシェ
アの保有金残高が16.74トン増加し、史上最高を更新したことも心理的支援材料。
 
 ダウ・ジョーンズ・ニューズワイヤーズによると、インドの純金相場は25日、イン
ド・ルピー安や海外相場高を受けて10グラム当り1万8560ルピーを付け、史上最
高値を更新した。従来の高値は1万8520ルピー。ムンバイ地金協会によると、イン
ド最大の地金市場であるムンバイの標準金相場は1万8475ルピーに上昇し、史上最
高値を更新した。
 
 ニューヨーク銀7月限は、時間外取引を1799.0~1757.0セントのレンジ
で推移し、前日比37.5セント安の1762.5セントとなった。アジアの株価急落
やドル高・商品安が圧迫し、前日の安値(1765.0セント)を下回った。安全への
逃避買いで金が切り返したため、安値から持ち直したが、戻り売りで押し込まれた。
 
 立会いは、弱基調を引き継いで時間外取引の安値を下回り、1753.0セント
(47.0セント安:2.6%)まで値を消した。ただ、ドル反落や株価・原油の戻り
でリスク回避の流れがやや後退したため、押し目買いや買い戻しで地合いを回復した。
金の1200ドル超えも強材料。
 
 5月24日のコメックス指定倉庫在庫は、金が前週末比96オンス減少の1060万
8338オンス、銀は61万4645オンス増加の1億1806万1095オンス。  

                    (オーバルネクスト シカゴ/小形一郎)
Tags: 安値, コメックス, 株価, 在庫, 終値, 株安, ドル高, 市況

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