2010.05.26. 水曜日

NY金・銀市況=金は続伸、銀は急反落、欧州金融不安で金が買われる


---------------------------------------
            始 値   高 値   安 値   帳入値   前日比
    金     (10/ 6)  1192.4     1200.4      1185.2      1198.0     +  4.0
          (10/ 8)  1194.0     1202.2      1186.9      1199.8     +  4.0
    銀     (10/ 7)  1791.5     1799.0      1753.0      1778.1     - 21.9
          (10/ 9)  1795.5     1795.5      1758.5      1781.7     - 21.9
                            
           推定出来高  前日出来高  前日取組高    (前々日比)
  金          303,214       281,034       582,635        (+  4,392)
  銀           35,939        29,710       119,877        (+    428)  

 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。   
=======================================
・NY為替   円    ユーロ  ・NYダウ          10,043.75  -  22.82
      24日  90.38/41   1.2380/81    ・ナスダック          2,210.95  -   2.60
      25日  90.13/15   1.2336/37    ・10年米国債利回り      3.17  -   0.05
・NY原油 (10/ 7)  68.75 - 1.46    ・RJ・CRB指数     248.79  -   3.18
           (10/ 8)  70.10 - 1.52    ・SPDR保有金残高  1,267.32  +  30.43
---------------------------------------
 ニューヨーク金は続伸、銀は急反落。終値の前日比は、金が4.0~5.6ドル高、
中心限月の6月限は4.0ドル高、銀は21.9~20.7セント安、中心限月の7月
限は21.9セント安。
 金6月限は、欧州の金融不安によるドル高や株価急落で値を消したが、安全への逃避
買いが優勢になって切り返し、4営業日ぶりに1200ドル台を回復した。
 銀7月限は、ユーロ圏の金融不安や南北朝鮮の緊張の高まりで世界の株価が急落、リ
スク回避の流れでドル高・商品安が加速したため、前日の安値を割り込んだ。       

 ニューヨーク金6月限は、時間外取引を1197.3~1185.2ドルのレンジで
推移し、前日比0.1ドル高の1194.1ドルとなった。昨日の急伸を受けた戻り売
りが先行したあと、アジアの株価急落でリスク回避売りが強まったが、ドル高・株安・
商品安の加速で安全への逃避買いが入り、プラスサイドに切り返した。ただ、前日の高
値(1197.3ドル)で頭打ちとなり、戻り売りで押し込まれた。 
 
 立会いは、1189.5ドルまで地合いを弱めたが、安全への逃避買いが入って反発
に転じ、時間外取引の高値を突破した。ドルが反落に転じたことや株価・原油が戻り歩
調となったことからリスク回避売りが後退したため、1200.4ドル(6.4ドル高
:0.5%)まで上値を伸ばした。スペインの銀行救済により金融不安が再燃し、ドル
資金の調達金利が上昇したことや、南北朝鮮の緊張の高まりがはやされるかっこうにな
り、4営業日ぶりに1200ドル台を回復した。昨日発表されたSPDRゴールドシェ
アの保有金残高が16.74トン増加し、史上最高を更新したことも心理的支援材料。
 
 ダウ・ジョーンズ・ニューズワイヤーズによると、インドの純金相場は25日、イン
ド・ルピー安や海外相場高を受けて10グラム当り1万8560ルピーを付け、史上最
高値を更新した。従来の高値は1万8520ルピー。ムンバイ地金協会によると、イン
ド最大の地金市場であるムンバイの標準金相場は1万8475ルピーに上昇し、史上最
高値を更新した。
 
 ニューヨーク銀7月限は、時間外取引を1799.0~1757.0セントのレンジ
で推移し、前日比37.5セント安の1762.5セントとなった。アジアの株価急落
やドル高・商品安が圧迫し、前日の安値(1765.0セント)を下回った。安全への
逃避買いで金が切り返したため、安値から持ち直したが、戻り売りで押し込まれた。
 
 立会いは、弱基調を引き継いで時間外取引の安値を下回り、1753.0セント
(47.0セント安:2.6%)まで値を消した。ただ、ドル反落や株価・原油の戻り
でリスク回避の流れがやや後退したため、押し目買いや買い戻しで地合いを回復した。
金の1200ドル超えも強材料。
 
 5月24日のコメックス指定倉庫在庫は、金が前週末比96オンス減少の1060万
8338オンス、銀は61万4645オンス増加の1億1806万1095オンス。  

                    (オーバルネクスト シカゴ/小形一郎)
Tags: ユーロ, 反落, ニューヨーク, コメックス, 増加, 終値, 指定倉庫, 在庫

ご覧の記事は参考になりましたか?

2010.05.21. 金曜日

NY金・銀市況=金は続落、銀は大幅続落、株価急落でリスク回避続く


---------------------------------------
            始 値   高 値   安 値   帳入値   前日比
    金     (10/ 6)  1191.0     1198.2      1175.0      1188.6     -  4.5
          (10/ 8)  1194.3     1199.8      1176.7      1190.4     -  4.5
    銀     (10/ 7)  1820.5     1833.0      1748.5      1771.5     - 40.0
          (10/ 9)  1825.5     1833.0      1753.5      1774.6     - 40.0
                            
           推定出来高  前日出来高  前日取組高    (前々日比)
  金          226,241       267,528       579,491        (-    267)
  銀           50,549        67,419       123,505        (-  1,723)  

 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。   
=======================================
・NY為替   円    ユーロ  ・NYダウ          10,068.01  - 376.36
      19日  91.49/51   1.2383/84    ・ナスダック          2,204.01  -  94.36
      20日  89.67/68   1.2511/12    ・10年米国債利回り      3.22  -   0.14
・NY原油 (10/ 6)  68.01 - 1.86    ・RJ・CRB指数     250.07  -   2.57
           (10/ 7)  70.80 - 1.68    ・SPDR保有金残高  1,220.15      0.00
---------------------------------------
 ニューヨーク金は続落、銀は大幅続落。終値の前日比は、金が10.4~4.3ドル
安、中心限月の6月限は4.5ドル安、銀は42.7~39.7セント安、中心限月の
7月限は40.0セント安。
 金6月限は、ドル高や株価・原油の急落でリスク回避の流れが強まり、二週間ぶりの
安値に沈んだ。ただ、株価急落で安全への逃避買いが入り、安値から持ち直した。
 銀7月限は、ドル高・株安・原油安によるリスク回避や金の続落、欧州の景気低迷観
測を嫌気して約2週間ぶりの安値に沈んだ。ただ、金の反発やドル反落で持ち直した。

 ニューヨーク金6月限は、時間外取引を1198.2~1178.3ドルのレンジで
推移し、前日比13.6ドル安の1179.5ドルとなった。昨日の急落を受けた押し
目買いが入ったが、節目の1200ドルにとどかずに上昇が一服し、リスク回避の手じ
まい売りで前日の安値(1186.6ドル)を下回った。ユーロに対するドルの反発や
米株価指数先物・原油の急落が圧迫するなか、安全への逃避買いが鳴りを潜めた。    

 立会いは、弱基調を引き継いで時間外取引の安値を下回り、5月6日以来の安値とな
る1175.0ドル(18.1ドル安:1.5%)まで値を消した。規制強化を嫌って
欧州の株価が大幅続落、米国にも波及したことからリスク回避の動きが強まった。株価
急落で安全への逃避買いが入り、1195.0ドルまで切り返す場面もみられたが、そ
の後はリスク回避の売りが逃避買いを上回って地合いを弱めた。                    

 ギリシャの債務問題に端を発したユーロ圏の信用不安が収まらない。緊急融資制度の
創設は債務問題がギリシャ・南欧諸国からユーロ圏全体に拡大したと受け止められ、財
政赤字を削減するための緊縮財政は景気回復を遅らせるとの見方が広がった。ドイツの
空売り規制も嫌われるなど、ユーロ圏当局者が何をやっても市場はダメ出しで応えてい
る。少し前、ドル高でも株安でも金が買われたように、今は株・ユーロが売られる市場
環境だ。群集心理が幅を利かせており、感情的な市場となっている。                

 ニューヨーク銀7月限は、時間外取引を1833.0~1768.5セントのレンジ
で推移し、前日比42.0セント安の1769.5セントとなった。昨日の急落に対す
る押し目買いが先行したが、ドル高・株安・原油安や金の反落が嫌気され、前日の安値
(1792.0セント)を下回った。リスク回避やテクニカル売りが続くなか、金が高
値修正局面を迎えたことが追い討ちをかけた。ユーロ圏の信用不安が景況判断にも影響
し、工業金属全般に下げがきつくなった。
 
 立会いは、弱基調を引き継いで時間外取引の安値を下回り、5月7日以来の安値とな
る1748.5セント(63.0セント安:3.5%)まで値を消した。欧米の株価急
落や金の下値追い、欧州の景気低迷観測が圧迫要因。ただ、売りが一巡したあとは、金
の反発で戻り歩調となった。18ドルを回復できなかったことから値を消したが、ドル
の反落で地合いを回復した。銅の反発も買い戻しを促した。
 
 5月19日のコメックス指定倉庫在庫は、金が前日比6万4043オンスの1054
万0688オンス、銀は4万9894オンス減少の1億1717万1462オンス。  

                    (オーバルネクスト シカゴ/小形一郎)
Tags: ユーロ, 下値, 反発, ニューヨーク, 指定倉庫, 上昇, ドル安, 急落

ご覧の記事は参考になりましたか?

2010.05.20. 木曜日

NY金・銀市況=金は大幅続落、銀は急反落、金は1200ドル割れ


---------------------------------------
            始 値   高 値   安 値   帳入値   前日比
    金     (10/ 6)  1223.8     1228.2      1186.6      1193.1     - 21.5
          (10/ 8)  1226.2     1229.7      1188.5      1194.9     - 21.5
    銀     (10/ 7)  1901.0     1901.0      1792.0      1811.5     - 76.4
          (10/ 9)  1899.0     1899.0      1800.0      1814.6     - 76.5
                            
           推定出来高  前日出来高  前日取組高    (前々日比)
  金          246,018       215,643       579,758        (- 21,256)
  銀           61,805        41,962       125,228        (-  3,093)  

 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。   
=======================================
・NY為替   円    ユーロ  ・NYダウ          10,444.37  -  66.58
      18日  92.34/37   1.2208/09    ・ナスダック          2,298.37  -  18.89
      19日  91.49/51   1.2383/84    ・10年米国債利回り      3.36  -   0.02
・NY原油 (10/ 6)  69.87 + 0.46    ・RJ・CRB指数     252.64  -   2.29
           (10/ 7)  72.48 - 0.22    ・SPDR保有金残高  1,220.15  +   3.04
---------------------------------------
 ニューヨーク金は大幅続落、銀は急反落。終値の前日比は、金が25.6~21.4
ドル安、中心限月の6月限は21.5ドル安、銀は81.4~76.4セント安、中心
限月の7月限は76.4セント安。
 金6月限は、安全への逃避買いが落ち着くなか、ドイツの空売り規制による欧州株の
急落やドル高がリスク回避の売りを誘い、心理的支持の1200ドルを割り込んだ。
 銀7月限は、ドル高・株安・商品安でリスク回避の流れが強まったことや頼みの金が
心理的支持の1200ドルを割ったことが追い討ちとなり、7日以来の安値に沈んだ。

 ニューヨーク金6月限は、時間外取引を1228.2~1202.0ドルのレンジで
推移し、前日比10.4ドル安の1204.2ドルとなった。前日終盤の強基調を引き
継いで高寄りしたものの、前日の高値(1229.6ドル:立会い終了後の電子取引)
にとどかず反落に転じた。ドイツ政府が欧州国債や独金融株の空売り規制を導入したこ
とから欧州の株価が急落、ドル高/ユーロ安に振れたが、金にもリスク回避の売りが出
されて前日の安値(1206.6ドル)を下回った。ただ、1200ドルの大台を維持
して戻り歩調となった。
 
 立会いは、安値拾いの買いで1211.7ドルまで上昇したが、米国の株価下落でリ
スク回避の流れが強まり、戻り売りが優勢になった。安全への逃避買いがリスク回避の
売りにのみ込まれるかっこうになり、心理的支持の1200ドルを割り込んで5月10
日以来の安値となる1186.6ドル(28.0ドル安:2.3%)まで急落した。4
月の米消費者物価指数は前月比0.1%低下、コア指数は変わらずで、ともに事前予想
の0.1%上昇を下回ったことも心理的な圧迫要因。ドル反落や原油反発、株価の戻り
で持ち直したが、1200ドルを回復する勢いはなかった。昨日の取組が2万枚以上減
少したため、手じまい売りによる高値修正が確認された。                          

 ニューヨーク銀7月限は、時間外取引を1901.0~1841.0セントのレンジ
で推移し、前日比33.9セント安の1854.0セントとなった。前日終盤の強基調
を引き継いで19ドル台で始まったものの、ドイツの空売り規制を受けてドル高・株安
・原油安となり、リスク回避の流れが強まった。頼みの金も下げたことから下支え要因
が見当たらず、前日の安値(1865.0セント)を下回って値を消した。
 
 立会いは、押し目買いで1872.5セントまで回復したが、米国の株価下落でリス
ク回避の流れが強まり、時間外取引の安値を下回った。安全への逃避買いが入らず、金
が心理的支持の1200ドルを割り込んだことも追い討ちをかけ、5月7日以来の安値
となる1792.0セント(95.9セント安:5.1%)まで急落した。
 
 5月18日のコメックス指定倉庫在庫は、金が前日比1322オンス減少の1047
万6645オンス、銀は90万3574オンス減少の1億1722万1356オンス。

                    (オーバルネクスト シカゴ/小形一郎)
Tags: 在庫, 反発, 出来高, 高寄り, 時間外取引, 株安, 上昇, 米国

ご覧の記事は参考になりましたか?