2010.07.14. 水曜日

NY金・銀市況=金、銀ともに急反発、ドル安・株高をはやす


---------------------------------------
            始 値   高 値   安 値   帳入値   前日比
    金     (10/ 8)  1197.7     1218.8      1196.5      1213.5     + 14.8
          (10/10)  1198.9     1220.8      1198.9      1215.5     + 14.8
    銀     (10/ 9)  1794.0     1835.5      1787.0      1825.7     + 34.0
          (10/12)  1797.0     1841.0      1797.0      1831.7     + 34.0
                            
           推定出来高  前日出来高  前日取組高    (前々日比)
  金          111,321       123,606       563,311        (-  7,084)
  銀           18,888        19,234       118,435        (+     22)  

 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。   
=======================================
・NY為替   円    ユーロ  ・NYダウ          10,363.02  + 146.75
      12日  88.59/62   1.2591/92    ・ナスダック          2,242.03  +  43.67
      13日  88.44/45   1.2714/16    ・10年米国債利回り      3.11  +   0.06
・NY原油 (10/ 8)  77.15 + 2.20    ・RJ・CRB指数     261.91  +   3.51
           (10/ 9)  77.59 + 2.15    ・SPDR保有金残高  1,314.82  +   0.31
---------------------------------------
 ニューヨーク金、銀ともに急反発。終値の前日比は金が14.8~18.6ドル高、
中心限月の8月限は14.8ドル高、銀は34.0~37.4セント高、中心限月の9
月限は34.0セント高。
 金8月限は、売りが先行したが、前日の安値を維持して反転したあと、ポルトガルの
格下げやドル安・株高・原油高によるリスク許容度の高まりで先週の高値を突破した。
 銀9月限は、しばらく前日の終値をはさんでもみ合ったが、ポルトガル格下げによる
金の急伸やドル安・株高・原油高の加速をはやし、テクニカル買いを誘って急伸した。

 ニューヨーク金8月限は、時間外取引を1209.0~1196.5ドルのレンジで
推移し、前日比9.1ドル高の1207.8ドルとなった。売りが先行したものの、現
物市場で押し目買いが入ったため、前日の安値(1196.1ドル)を維持して戻り歩
調となった。いったんは1201.0ドルが抵抗となったが、格付け会社ムーディーズ
がポルトガル国債の格付けを引き下げたことから安全への逃避買いが入り、抵抗を抜い
て上昇が加速した。ドル反落や株価・原油の反発も支援材料。
 
 立会いは、投機買いで時間外取引の高値や前日の高値(1213.5ドル)を抜き、
一気に1218.8ドル(20.1ドル高:1.7%)まで値を飛ばした。ポルトガル
の格下げをはやした時間外取引の強基調が引き継がれたあと、ドル安・株高・原油高が
加速したことから投機筋のテクニカル買いを誘った。ポルトガルの格下げは市場の想定
内であったが、欧州銀のストレステスト(資産査定)の結果公表(23日)を控えるた
め、公的債務問題に関するニュースに敏感に反応したようす。安全への逃避買いにリス
ク許容度の高まりを受けた買いが続いた。ただ、先週の高値(1215.1ドル)を抜
いても上値が限られたため、戻り売りが押し目買いを上回って上げ幅を削った。   

 ニューヨーク銀9月限は、時間外取引を1816.0~1787.0セントのレンジ
で推移し、前日比22.8セント高の1814.5セントとなった。決め手難から前半
は売り買い交錯でもみ合ったが、金の上昇やドル安・株高・原油高をはやしてレンジを
上放れ、前日の高値(1815.5セント)を突破した。
 
 立会いは、金の急伸やドル安・株高・原油高の加速をはやし、時間外取引の高値や先
週の高値(1823.5セント)を抜いて7月1日以来の高値となる1835.5セン
ト(43.8セント高:2.4%)まで急伸した。リスク許容度の高まりで、商品全体
に買い進まれた流れに乗った。ただ、上昇が一服したあとは、金の押しで上げ幅縮小。
 
 7月12日のコメックス指定倉庫在庫は、金が前週末比2411オンス減の1095
万7889オンス、銀は19万6148オンス減少の1億1258万7077オンス。

                    (オーバルネクスト シカゴ/小形一郎)
Tags: ポルトガル格下げ, ドル安, 原油高, 株高, NY金

ご覧の記事は参考になりましたか?

2010.06.11. 金曜日

NY金・銀市況=金は続落、銀は反発、株高で金の高値修正続く


---------------------------------------
            始 値   高 値   安 値   帳入値   前日比
    金     (10/ 8)  1234.4     1236.0      1216.2      1222.2     -  7.7
          (10/10)  1235.1     1236.0      1219.3      1224.2     -  7.7
    銀     (10/ 7)  1813.0     1844.5      1790.5      1835.1     + 16.2
          (10/ 9)  1823.5     1846.5      1796.0      1839.4     + 16.2
                            
           推定出来高  前日出来高  前日取組高    (前々日比)
  金          113,623       137,251       564,564        (-    228)
  銀           39,205        48,721       124,843        (+  2,307)  

 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。   
=======================================
・NY為替   円    ユーロ  ・NYダウ          10,172.53  + 273.28
       9日  91.16/17   1.1985/88    ・ナスダック          2,218.71  +  59.86
      10日  91.29/31   1.2141/42    ・10年米国債利回り      3.32  +   0.14
・NY原油 (10/ 7)  75.48 + 1.10    ・RJ・CRB指数     255.08  +   2.02
           (10/ 8)  76.68 + 1.24    ・SPDR保有金残高  1,306.14  +   7.61
---------------------------------------
 ニューヨーク金は続落、銀は反発。終値の前日比は、金が7.9~6.4ドル安、中
心限月の8月限は7.7ドル安、銀は16.2~17.5セント高、中心限月の7月限
は16.2セント高。
 金8月限は、ドル安・株高・原油高でリスク許容度が高まったことから、高値修正局
面が継続した。リスク資産としての押し目買いも散見されたが、戻り売りが上回った。
 銀7月限は、金の高値修正が圧迫して18ドルを下回ったが、ドル安・株高・原油高
でリスク許容度が高まり、産業資材の相場上昇の流れに乗って前日の高値を突破した。

 ニューヨーク金8月限は、時間外取引を1236.0~1221.3ドルのレンジで
推移し、前日比1.3ドル安の1228.6ドルとなった。買いが先行したが、ドル安
や株価・原油の上昇でリスク許容度が高まり、安全への逃避買いの手じまいで前日の安
値(1223.1ドル)を下回った。昨日の中国の輸出急増との報や、バーナンキ米連
邦準備理事会(FRB)議長の米景気に対する楽観的な発言を受け、リスク資産を見直
す動きが続いた。ただ、欧州の公的債務問題が燻っていることから、安値拾いの買いで
地合いを急回復した。
 
 立会いは、1228.9ドルまで回復したが、直近の抵抗ではね返されたあとは、逃
避買いの解消が続いて時間外取引の安値を下回り、1216.2ドル(13.7ドル安
:1.1%)まで値を消した。ドル反発や株価・原油の押しで急回復したが、序盤の高
値にとどかず再び地合いを弱めた。バーナンキFRB議長の議会証言や中国の輸出急増
でリスク許容度が回復したため、安全資産としての金の魅力が失われるかっこうになっ
た。リスク許容度の高まりで押し目買いも散見されたが、高値づかみの手じまい売りや
利食い売りで高値修正局面が続いた。中国国家外為管理局が金市場は運用先としては規
模が小さすぎ、流動性も低く不安定との認識を示したと、ロイター通信が報じたことも
心理的な圧迫要因。                                                            

 ニューヨーク銀7月限は、時間外取引を1820.5~1790.5セントのレンジ
で推移し、前日比17.9セント安の1801.0セントとなった。弱基調を引き継い
で前日の安値(1809.5セント)を下回ったあと、リスク許容度の高まりでプラス
に浮上したが、金の高値修正が続いたことから18ドルを割り込んだ。ただ、金が戻り
歩調となったため、銀も18ドル台を回復した。
 
 立会いは、金の下値追いで1797.0セントまで値を消したが、ドル安・株高・原
油高の加速でリスク許容度が高まり、急速に地合いを切り返した。リスク資産の見直し
が進むなか、金の高値修正の影響で守勢を強いられてきたが、ここにきて産業資材反発
の流れにのった。ただ、1844.5セント(25.6セント高:1.4%)で買いが
途切れたあとは、金の下落で上げ幅を削った。                                    

 6月9日のコメックス指定倉庫在庫は、金が前日比7万5248オンス減の1072
万1910オンス、銀は30万6328オンス増加の1億1793万6441オンス。

                    (オーバルネクスト シカゴ/小形一郎)
Tags: NYダウ, 株高, SPDR, NY金

ご覧の記事は参考になりましたか?

2010.06.10. 木曜日

NY金・銀市況=金、銀ともに急反落、株価上昇で高値修正局面を迎える


---------------------------------------
            始 値   高 値   安 値   帳入値   前日比
    金     (10/ 8)  1237.1     1242.6      1223.1      1229.9     - 15.7
          (10/10)  1244.0     1244.0      1225.7      1231.9     - 15.9
    銀     (10/ 7)  1832.5     1837.5      1809.5      1818.9     - 28.8
          (10/ 9)  1835.0     1841.0      1816.5      1823.2     - 28.8
                            
           推定出来高  前日出来高  前日取組高    (前々日比)
  金          120,064       165,806       564,792        (-  1,149)
  銀           38,296        47,947       122,536        (+    399)  

 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。   
=======================================
・NY為替   円    ユーロ  ・NYダウ           9,899.25  -  40.73
       8日  91.34/43   1.1946/47    ・ナスダック          2,158.85  -  11.72
       9日  91.16/17   1.1985/88    ・10年米国債利回り      3.18      0.00
・NY原油 (10/ 7)  74.38 + 2.39    ・RJ・CRB指数     253.06  +   2.98
           (10/ 8)  75.44 + 2.38    ・SPDR保有金残高  1,298.53      0.00
---------------------------------------
 ニューヨーク金、銀ともに急反落。終値の前日比は、金が17.4~15.5ドル
安、中心限月の8月限は15.7ドル安、銀は29.7~28.8セント安、中心限月
の7月限は28.8セント安。
 金8月限は、昨日一代高値を更新したあと、ドル安・株高・原油高が加速してリスク
許容度が高まるなか、安全への逃避買いの手じまいが続いて高値修正局面を迎えた。
 銀7月限は、ドル安・株高・原油高とリスク許容度が高まったものの、逃避買いの手
じまいで金が値を消したことが圧迫し、マイナスで推移した。ただ、インサイドデー。

 ニューヨーク金8月限は、時間外取引を1242.6~1232.6ドルのレンジで
推移し、前日比10.6ドル安の1235.0ドルとなった。昨日終盤の高値修正基調
を引き継いで売りが先行したあと、押し目買いで戻り歩調となったが、プラスに浮上で
きずに地合いを弱めた。ユーロが小康状態になったことや株価・原油の上昇を受けて安
全への逃避買いが手じまわれ、前日の安値(1235.0ドル:立会い終了後の電子取
引)を下回った。                                                              

 立会いは、時間外取引の弱基調を引き継いで1231.7ドルまで下落したあと、押
し目買いで1238.3ドルまで回復したが、ドル安・株高・原油高が加速したことか
ら戻り売りが優勢になり、テクニカル売りを誘って下げが加速した。ロイター通信が5
月の中国の輸出は50%増加と報じたことや、バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)
が今年、来年と米景気は拡大する可能性が高いと議会証言したことから、世界景気の先
行きに対する楽観的な見方が広がった。NYダウ工業株平均が1万ドルを回復したこと
からリスク許容度が高まり、転じて逃避買いの手じまい売りが優勢になった。ただ、
1223.1ドル(22.5ドル安:1.8%)で下げ止まったあとは、ドル反落や株
価・原油の上昇一服で戻り歩調となった。                                        

 ニューヨーク銀7月限は、時間外取引を1835.5~1820.0セントのレンジ
で推移し、前日比17.2セント安の1830.5セントとなった。昨日終盤の弱基調
を引き継いで売りが先行したあとは、金の高値修正とドル安・株高によるリスク許容度
の回復が交錯したため、小幅レンジでもみ合った。
 
 立会いは、ドル安・株高・原油高で1837.5セントまで回復したが、金の下値追
いが圧迫して戻り売りが優勢になった。NYダウの1万ドル台回復でリスク許容度が高
まり、銅や白金系金属など産業資材は買い進まれたが、金の下値追いで逃避買いの手じ
まい売りが上回って1809.5セント(38.2セント安:2.1%)まで値を消し
た。ただ、前日の安値(1808.5セント)を維持したため、安引けながらインサイ
ドデー(はらみ足)にとどまった。                                             

 6月8日のコメックス指定倉庫在庫は、金が前日比460オンス減少の1079万
7158オンス、銀は83万1584オンス減少の1億1763万0113オンス。  

                    (オーバルネクスト シカゴ/小形一郎)
Tags: FRB, ドル安, 株高, NY金, 原油高

ご覧の記事は参考になりましたか?