2010.06.02. 水曜日

NY金・銀市況=金は期近が大幅続伸、銀は反発、金は2週間ぶり高値


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            始 値   高 値   安 値   帳入値   前日比
    金     (10/ 8)  1216.7     1230.6      1211.6      1226.9     + 11.9
          (10/10)  1216.2     1232.6      1215.7      1229.0     + 12.0
    銀     (10/ 7)  1841.0     1873.5      1826.5      1855.1     + 12.9
          (10/ 9)  1847.0     1877.5      1832.0      1859.1     + 13.0
                            
           推定出来高  前日出来高  前日取組高    (前々日比)
  金          107,169       122,331       547,525        (- 10,594)
  銀           31,499        30,898       120,952        (+    472)  

 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。   
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・NY為替   円    ユーロ  ・NYダウ          10,024.02  - 112.61
      28日  90.91/92   1.2268/74    ・ナスダック          2,222.33  -  34.71
       1日  91.01/04   1.2240/42    ・10年米国債利回り      3.30  +   0.02
・NY原油 (10/ 7)  72.58 - 1.39    ・RJ・CRB指数     252.39  -   2.41
           (10/ 8)  73.90 - 1.26    ・SPDR保有金残高  1,268.23  +   0.30
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 ニューヨーク金は期近が大幅続伸、銀は反発。終値の前週末比は、金が11.9~
12.9ドル高、中心限月の8月限は11.9ドル高、銀は12.9~14.7セント
高、中心限月の7月限は12.9セント高。
 金8月限は、ECBが欧州銀行の貸し倒れ増加予想を明らかにしたことから信用不安
が広がり、安全への逃避買いで2週間ぶりの高値に値を飛ばした。国際緊張も強材料。
 銀7月限は、5月の中国PMI低下やユーロ圏の信用不安の再燃で値を消したが、米
経済指標が予想を上回ったことから株価が反発し、銀も約2週間ぶりの高値を付けた。

 ニューヨーク金8月限は、時間外取引を1228.3~1211.6ドルのレンジで
推移し、前週末比13.1ドル高の1228.1ドルとなった。中国の景気減速懸念や
欧州の信用不安の再燃で安全への逃避買いが優勢になり、先週の高値(1220.6ド
ル)を突破した。5月の中国の製造業購買担当者景気指数(PMI)は53.9で、4
月の55.7を下回った。欧州中央銀行(ECB)は、今年・来年のユーロ圏の銀行の
貸し倒れ引当金が1950億ユーロに達すると発表したため、ユーロ/ドルは急落、金
に逃避買いが集まった。                                                       

 立会いは、ドル反落や株価・原油の反発がリスク許容度を高めたため、手じまい売り
をこなして5月18日以来の高値となる1230.6ドル(14.6ドル高:1.2
%)まで上値を伸ばした。5月の米供給管理協会製造業景況指数は59.7、4月の建
設支出は前月比2.7%増加と、ともに事前予想(59.0、変わらず)を上回ったこ
とがはやされ、ドルが反落に転じる一方、株価・原油が切り返した。ECBがユーロ圏
の銀行が巨額の損失を計上する可能性を予想したことや、ユーロ圏失業率が通貨統合後
最悪の10.1%に上昇したことから、ユーロに対する悲観的な見方が広がったが、米
経済指標の改善でドルの逃避買いが解消された。朝鮮半島の緊張や、イスラエルがガザ
支援船を襲撃したことも心理的な強材料。ただ、株価や原油が下押されたため、上げ幅
を削った。
 
 スイスのチューリッヒ・カントナル銀行(ZKB)が発表した5月28日現在の貴金
属上場投信(ETF)現物残高は、金が前週比0.75%増加の165.42トン、銀
は0.3%増加の2152.43トンだった。                                    

 ロシアの金生産者組合は、1月から4月までのロシア金生産を前年同期比7.8%減
少の39.894トンと発表した。鉱山生産は、前年比11.4%減少の32.269
トンだった。                                                                  

 ニューヨーク銀7月限は、時間外取引を1867.5~1826.5セントのレンジ
で推移し、前週末比4.8セント高の1847.0セントとなった。株価の上昇を受け
てリスク許容度が回復し、連休前の高値(1864.5セント)を突破したが、中国の
景気減速で反落、欧州の信用不安再燃によるリスク回避で値を消した。しかしながら、
金曜の安値(1824.0セント)を維持したあとは、金の急伸で押し目買いが入り、
プラスサイドに浮上した。
 
 立会いは、1842.5セントまで押されたが、米経済指標が予想を上回ったことを
受けて株価や原油が反発、ドルが反落に転じたため、リスク許容度の回復で時間外取引
の高値を突破した。金の上値追いも支援材料となり、5月19日以来の高値となる
1873.5セント(31.3セント高:1.7%)まで値を飛ばした。ただ、株価が
高値から押されたため、上げ幅を削った。                                        

 5月28日のコメックス指定倉庫在庫は、金が前日比97オンス減少の1073万
6765オンス、銀は39万0848オンス増加の1億1945万1873オンス。  

                    (オーバルネクスト シカゴ/小形一郎)
Tags: ユーロ圏失業率, 経済指標, コメックス, ニューヨーク金

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