2010.08.26. 木曜日

NY金・銀市況=金は続伸、銀は大幅続伸、米景気減速で逃避買いが続く


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            始 値   高 値   安 値   帳入値   前日比
    金     (10/10)  1230.8     1242.0      1230.0      1239.9     +  7.7
          (10/12)  1232.1     1243.4      1230.9      1241.3     +  7.9
    銀     (10/ 9)  1836.5     1904.0      1834.5      1902.6     + 64.8
          (10/12)  1841.5     1909.0      1838.5      1907.2     + 64.4
                            
           推定出来高  前日出来高  前日取組高    (前々日比)
  金          106,492       144,880       556,464        (+  5,705)
  銀           71,711        82,555       124,185        (+  1,194)  

 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。   
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・NY為替   円    ユーロ  ・NYダウ          10,060.06  +  19.61
      24日  84.16/17   1.2673/74    ・ナスダック          2,141.54  +  17.78
      25日  84.69/73   1.2648/50    ・10年米国債利回り      2.54  +   0.05
・NY原油 (10/10)  72.52 + 0.89    ・RJ・CRB指数     261.80  -   0.66
           (10/11)  73.24 + 0.88    ・SPDR保有金残高  1,297.95      0.00
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 ニューヨーク金は反発、銀は大幅続伸。終値の前日比は、金が7.3~9.3ドル
高、中心限月の12月限は7.9ドル高、銀は64.4~67.5セント高、中心限月
の12月限は64.4セント高。
 金12月限は、米耐久財受注が予想を下回ったことや新築住宅販売が1963年以来
の低水準に減少したことが景気減速感を強め、逃避買いが続いて先週の高値を抜いた。
 銀12月限は、米経済統計は景気減速を示唆したが、金の上昇に追随して抵抗を突破
し、逆指し買いを誘う展開が続き、6月28日以来始めて19ドル超えを果たした。
 
 ニューヨーク金12月限は、時間外取引を1241.7~1230.9ドルのレンジ
で推移、前日比1.4ドル高の1234.8ドルとなった。前日の地合いを引き継いで
推移したあと、ドル安をはやして前日の高値(1237.5ドル)を突破した。ただ、
ドルが反発に転じたため、高値から下押された。昨日の米中古住宅販売の急減を受け、
米景気減速懸念が強まっており、米新築住宅販売件数の発表を控えて買いが入った。
 
 立会いは、1233.8ドルまで押されたが、米耐久財受注が予想を下回ったことか
ら景気減速感が強まり、押し目買いが入って時間外取引の高値を上回った。さらに、新
築住宅販売が1963年以来の低水準に減少したことから株価が一段安となり、安全へ
の逃避買いが続いて1243.4ドル(10.0ドル高:0.8%)まで上値を伸ばし
た。7月1日以来の高値をつけたあとは、株価が戻り歩調となったものの、ドルが軟弱
地合いとなったことから売り買いが交錯し、高値地合いを維持してもみ合った。
 
 7月の米耐久財受注は前月比0.3%増で、事前予想の3.0%増を下回った。7月
の米新築住宅販売件数は前月比12.4%減の27万6000件で、事前予想の33万
件を下回った。
 
 ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)は、第2四半期の世界金需要が400億
ドルを突破、アジアの宝飾需要と合わせて今年後半の金消費を支えるとした。第2四半
期は、欧州債務危機で金相場が史上最高値を更新したが、世界の金総需要は36%増加
の1050トンに達した。これは、2008年第3四半期の1207トン、同年第4四
半期の1073トンに次ぐ水準。ただ、ドル換算値は77%増加の404億ドルで、過
去最大の338億ドル(2008年第3四半期)を上回った。需要の内訳は、投資需要
534.4トン(前年同期245.4トン)、内上場投信(ETF)は前年同期比
414%増加の291.3トン、宝飾需要は5%減少の408.7トン、工業用需要は
14%増加の107.2トンだった。                                            

 ニューヨーク銀12月限は、時間外取引を1872.5~1838.5セントのレン
ジで推移し、前日比22.7セント高の1865.5セントとなった。景気減速懸念と
金の強基調が交錯するなか、投機筋のテクニカル買いで前日の高値(1852.0セン
ト)を抜いたあと、ドル安による金の上値追いで先週の高値(1867.5セント)を
突破した。ただ、8月の高値(1875.0セント)にとどかず、ドル反発や金の押し
で上昇は一服した。
 
 立会いは、1859.5セントまで後退したが、投機筋の押し目買いで時間外取引の
高値を突破し、テクニカル買いを誘って上昇が加速した。利食い売りで後退したところ
は拾われ、抵抗を抜いては逆指し買いを誘う流れが続き、6月28日以来の高値となる
1909.0セント(66.2セント高:3.6%)まで急騰した。米景気減速や株価
下落は弱材料ながら、金の上昇を受けた逃避買いがテクニカル買いや売り方のろうばい
買いを誘い、節目の19ドルを突破した。
 
 8月24日のコメックス指定倉庫在庫は、金が前日比7425オンス減少の1086
万1200オンス、銀は19万9538オンス減少の1億1140万4262オンス。

                    (オーバルネクスト シカゴ/小形一郎)
Tags: WGC, NY銀, NY金, ETF, テクニカル, ワールド・ゴールド・カウンシル, 米耐久財受注, 米中古住宅販売

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2010.08.25. 水曜日

NY金・銀市況=金は総じて反発、銀は大幅続伸、住宅販売急減をはやす


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            始 値   高 値   安 値   帳入値   前日比
    金     (10/10)  1225.6     1236.4      1210.9      1232.2     +  4.9
          (10/12)  1227.3     1237.5      1211.7      1233.4     +  4.9
    銀     (10/ 9)  1798.0     1848.0      1773.5      1837.8     + 38.6
          (10/12)  1802.0     1852.0      1778.5      1842.8     + 38.6
                            
           推定出来高  前日出来高  前日取組高    (前々日比)
  金          135,894        60,005       550,759        (+  2,386)
  銀           78,564        41,185       122,291        (-  4,511)  

 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。   
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・NY為替   円    ユーロ  ・NYダウ          10,040.45  - 133.96
      23日  85.21/23   1.2663/65    ・ナスダック          2,123.76  -  35.87
      24日  84.16/17   1.2673/74    ・10年米国債利回り      2.49  -   0.10
・NY原油 (10/10)  71.63 - 1.47    ・RJ・CRB指数     262.46  -   3.57
           (10/11)  72.36 - 1.37    ・SPDR保有金残高  1,297.95  -   1.52
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 ニューヨーク金は総じて反発、銀は大幅続伸。終値の前日比は、金が0.2ドル安~
4.9ドル高、中心限月の12月限は4.9ドル高、銀は38.6~38.8セント
高、中心限月の12月限は38.6セント高。
 金12月限は、ドル高加速や株安によるリスク回避で前日の安値を下回ったが、住宅
販売急減を受けて米景気減速感が強まり、安全への逃避買いで前日の高値を突破した。
 銀12月限は、ドル高による商品安や景気減速懸念、金の下落で値を消したが、住宅
販売急減による金の急反発に追随、買い戻しやテクニカル買いを誘って値を飛ばした。
 
 ニューヨーク金12月限は、時間外取引を1227.8~1217.7ドルのレンジ
で推移、前日比10.2ドル安の1218.2ドルとなった。小安く始まったあとも、
ドル高による商品安で前日の安値(1223.5ドル)を下回り、地合いを弱めた。欧
米の景気減速懸念で株価や原油が下落したが、安全への逃避買いは入らず、リスク回避
の売りを誘った。 
 
 立会いは、時間外取引の弱基調を継いで1211.7ドル(16.8ドル安:1.4
%)まで値を消したが、7月の米中古住宅販売件数が前月比27.2%急減したことを
はやし、安全への逃避買いが入って切り返した。米住宅販売は3カ月連続で前月を下回
り、1999年以降で最低水準となったことから米景気の減速感が強まった。ドルの急
反落も追い風となり、時間外取引の高値や前日の高値(1234.0ドル)を突破して
1237.5ドル(9.0ドル高:0.7%)まで駆け上がった。ただ、先週の高値
(1239.5ドル)目前で上昇が一服したあとは、ドル安・株安が一服したことから
上げ幅を削った。
 
 スイスのチューリッヒ・カントナル銀行(ZKB)が発表した8月20日現在の貴金
属上場投信(ETF)現物残高は、金が前週比0.6%増加の176.37トン、銀は
0.04%減少の2363.69トンだった。                                    

 ニューヨーク銀12月限は、時間外取引を1803.0~1781.0セントのレン
ジで推移し、前日比22.2セント安の1782.0セントとなった。売りが先行した
あとも、ドル高や金の下落、株価・原油の下落が圧迫し、前日の安値(1793.5セ
ント)や先週の安値(1789.5セント)を下回った。欧米の景気減速懸念が圧迫、
守勢の展開となった。
 
 立会いは、金の下落で1778.5セント(25.7セント安:1.4%)まで値を
消したが、米中古住宅販売の急減を受けて金が急反発に転じたことから、安全への逃避
買いが買い戻しやテクニカル買いを誘って棒上げ状態となり、一気に1852.0セン
ト(47.8セント高:2.6%)まで急騰した。米景気減速は銀にとって圧迫要因だ
が、金の急反発がパニック買いを誘って値を飛ばした。
 
 8月23日のコメックス指定倉庫在庫は、金が前週末比64オンス減少の1086万
8625オンス、銀は9万3097オンス増加の1億1160万3800オンス。    

                    (オーバルネクスト シカゴ/小形一郎)
Tags: NY金, ETF, 中古住宅販売件数, NY銀

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2010.07.28. 水曜日

NY金・銀市況=金は大幅続落、銀は急反落、逃避買いの手じまい殺到


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            始 値   高 値   安 値   帳入値   前日比
    金     (10/ 8)  1182.7     1186.5      1156.9      1158.0     - 25.1
          (10/10)  1184.1     1188.0      1158.8      1159.9     - 25.1
    銀     (10/ 9)  1817.0     1823.5      1758.0      1762.6     - 57.4
          (10/12)  1823.0     1828.5      1765.0      1768.2     - 57.6
                            
           推定出来高  前日出来高  前日取組高    (前々日比)
  金          337,777       319,063       551,017        (-  9,578)
  銀           37,628        21,109       116,544        (+    622)  

 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。   
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・NY為替   円    ユーロ  ・NYダウ          10,537.69  +  12.26
      26日  86.87/89   1.2992/97    ・ナスダック          2,288.25  -   8.18
      27日  87.95/97   1.3002/03    ・10年米国債利回り      3.05  +   0.05
・NY原油 (10/ 9)  77.50 - 1.48    ・RJ・CRB指数     264.46  -   2.20
           (10/10)  77.90 - 1.47    ・SPDR保有金残高  1,300.83  -   0.91
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 ニューヨーク金は大幅続落、銀は急反落。終値の前日比は、金が26.6~25.0
ドル安、中心限月の8月限は25.1ドル安、銀は57.8~57.4セント安、中心
限月の9月限は57.4セント安。
 金8月限は、外部市場の方向感が定まらなかったことからもみ合ったが、欧州の信用
不安の後退や米住宅市場の底入れムードが嫌気され、5月5日以来の安値に急落した。
 銀9月限は、ドル安・株高・原油高でプラスに浮上したが、金の急落を受けて戻り売
りが殺到し、テクニカル売りを誘って下げが加速した。ドル反発や原油急落も弱材料。

 ニューヨーク金8月限は、時間外取引を1186.5~1181.5ドルのレンジで
推移し、前日比0.3ドル安の1182.8ドルとなった。昨日終盤の戻り歩調を引き
継いで上昇したあと、ドルの反発で下押されたが、ドル安再開や原油・株価の上値追い
で戻り歩調となった。世界最大の金上場投信(ETF)であるSPDRの保有金残高が
減少し、投機資金が引き上げられているが、現物市場での押し目買いが支えるかっこう
になった。ただ、欧州の信用不安及び景気後退懸念が緩和していることや、不需要期を
迎えることから妙味の薄い展開となっている。
 
 立会いは、1183.6ドルまで地合いを強めたが、戻り売りが優勢になって下値を
切り下げる展開となった。ドルの反発や原油相場の急反落が圧迫するなか、前日の安値
(1178.6ドル)や先週の安値(1175.1ドル)を下回ってろうばい売りが続
き、5月5日以来の安値となる1156.9ドル(26.2ドル安:2.2%)まで急
落した。欧州の信用不安の後退や、米住宅市場の回復の兆しで景気後退に対する懸念が
後退したため、安全資産の金に手じまい売りが殺到した。米住宅価格指数は前年同月比
4.61%上昇と2カ月連続で上昇し、昨日の住宅販売の急増と合わせ、米住宅市場に
底入れの兆しが広がった。7月の米消費者信頼感指数は50.4と事前予想を下回った
が、テクニカル売りの流れに巻き込まれて材料視されなかった。
 
 ニューヨーク銀9月限は、時間外取引を1823.5~1815.0セントのレンジ
で推移し、前日比4.5セント安の1815.5セントとなった。外部市場及び金相場
の方向感が定まらなかったことから、小幅レンジでもみ合った。ドル安・株高・原油高
が加速したが、逃避買いの解消で金が押されたことから地合いを弱めた。ただ、昨日の
米住宅販売の増加が好感され、米景気回復に対する期待が高まった。
 
 立会いは、押し目買いが入ったが、時間外取引の高値ではね返されたあと、金の急落
を嫌気して戻り売りが優勢になり、テクニカル売りを誘って下げが加速した。ドル反発
や原油の急反落、株価の反落も嫌気され、7月21日以来の安値となる1758.0セ
ント(62.0セント安:3.4%)まで地合いを崩した。                       

 7月26日のコメックス指定倉庫在庫は、金が前週末比6万1095オンス増加の
1117万8614オンス、銀は36オンス増加の1億1035万0354オンス。  

                    (オーバルネクスト シカゴ/小形一郎)
Tags: NY金, テクニカル, 現物市場, 原油相場, ETF

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