今回の体験談・失敗談は、よく聞くオーストラリアドル、第一フロンティア生命、外貨建て一時払い終身保険「プレミアギフト」積立利率変動型終身保険に関するものです。
社会人になってからドルでの貯金を少しずつしていました。その為ドルへの預け入れはそんなに抵抗なかったので、数年前に1ドル78円ぐらいの時に200万円を米ドルへ預けました。
1~2年後銀行から電話があり「今1ドル98円ほどでかなり利益を出しています。このまま預け入れ状態では勿体ないのでオーストラリアの保険で良いものがあるので、そちらに変更されてはどうでしょうか」と言われました。
初めのうちはオーストラリアドルはよくわからなくて断っていたのですが、何度も電話を貰ううちに少し面倒になったこともあり「お得だと思いますよ」との言葉にのせられて契約をしてしまいました。
契約した保険は、第一フロンティア生命の外貨建て一時払い終身保険「プレミアギフト」積立利率変動型終身保険、といった物です。すぐに必要となるお金ではなかったので、オーストラリアドルのレートのチェックなどは全くしていなかったのですが、1ドル120円ほどになった時にふと気になってチェックをし始めました。
そしたらとても円が高い。全くの知識がないので「円が高い」と言わせてください。保険の契約をしたときはオーストラリアドルが確か83円ぐらいだったのですが、今は80円前後です。
チェックし始めてからは70円台になることも、しばしばありました。
米ドルは毎日のようにニュース時に為替相場が出てくるので目につくのですが、オーストラリアドルはどういった感じで変動するのか全く分からずにどうしたらいいものか困っています。解約しようにも解約返戻金はもちろん満額ではなく、しかも契約した時より円高なのでかなりの損失です。
今思えば米ドルのまま持っていて120円の時に円に戻していればかなりの為替差益があったのにと、しても仕方のない後悔をしています。銀行さんが悪いわけではもちろんなく、知識がないのに安易に契約をしてしまった自分が一番悪いのはわかっているのですが。
子供が大きくなったら色々と物入りになるだろうし、その足しにでもなればと思っていたのですが、私が生きている間に円に戻す日が来てくれるのでしょうか。とにかく今は定期的にオーストラリアドルをチェックして、為替差損がでなければ即解約したいと思ってタイミングを見計らっています。
もう今後オーストラリアドルには手を出しません。保険についても、日本の保険でもややこやしいのに、外貨での保険は契約しません。そして、自分の知識を増やそうと思います。