投資信託に関する貴重な体験談をいただきましたのでご紹介します。
投資を始めて3年になります。投資をやろうと決めたときに右も左もわからずに、買った毎月配分方投資信託についての失敗談です。一番最初に購入したのが、NISA口座で購入した「世界銀行債券ファンド(ワールドサポーター)」という毎月配分方の投資信託です。
始めた当初は投資信託というのは、お金を投資すれば配当がもらえるという感覚でした。今でもあまりその感覚は変わっていのですが、では、どの商品を持っていればいいのかと考え、配当が毎月もらえる商品があるんだということを知り、当時過去の分配金が10000口持っていれば30円出ていてしかも10000口約4500円で購入できるという「世界銀行債券ファンド(ワールドサポーター)」をNISA口座で60万円ほど購入しました。
購入したよく付きは配当が5400も入りかなり「うきうき」の状態でした。このまま行けば、1年間で6万円くらい利益がでるかなと思っていましたし、分配金も再投資していましたから、口数も増えていました。しかしながら、2ヶ月目に分配金をもらった後によく口座の明細をみていると、口数は分配金分増えているけど、「世界銀行債券ファンド(ワールドサポーター)」の評価額は増えているどころか減っている金額が提示されていました。
これは、なんでなんだろうと調べてみると、分配金の内訳に「普通分配金」と「特別分配金」二つこ項目があり、確かに分配金は10000口あたり30円出ていたのですが、そのうち「普通分配金」は8円と「特別分配金」は22円となっており、「普通分配金」は私が思っているいわゆる利益の分配金なのですが、「特別分配金」はなんと元本をとりくずして払われている分配金ということを知りました。
その証拠に分配金が支払われた日のには「世界銀行債券ファンド(ワールドサポーター)」の純資産がガクッと下がっています。それを知ってしまうと保持していることに身を切られるような思いになってしまい、3月目の分配金がすべて「特別分配金」で支払われたのを確認するともう、投資信託を持っているのがいやになって結局手放してしまいました。
結局3ヶ月ほど保持した後手数料も含めると2万円ほどの足を出してしまいました。NISA口座で購入しているため、100万円という枠のうち60万も使用してしまい、せっかくのNISA口座もうまく利用できないということにもなり、この投資は失敗だったなと思います。
(KMさん)